HDD工法(誘導式水平ドリル工法)【テラジェット】株式会社東洋工務店

HDD工法(誘導式水平ドリル工法)
NETIS(国交省新技術情報提供システム)の準推奨技術

事例CASE

【HDD工法】狭隘部でも立坑不要で地下埋設可能!工期の大幅な短縮で人員の削減と近隣への影響を最小限に!

発進坑側
先導体
削孔開始
ロケーティング状況
先導削孔工完了
管引込準備(Φ360バックリーマ)
管引込準備完了
管引込状況
管引込完了
発進坑側
先導体
削孔開始
ロケーティング状況
先導削孔工完了
管引込準備(Φ360バックリーマ)
管引込準備完了
管引込状況
管引込完了
用途
都市ガス
施工場所
岡山県
工事内容
都市ガス供給増強に伴う工事
PE(高密度ポリエチレン管)φ100㎜ L=10.53m
土質
粘性土
施行年月
2025-05
施工条件
市道交差点の横断部で近隣住民及び車両の交通量が多い状況。また埋設位置は、水路(W1.70m×H1.00m)の下越しに計画されている。発進坑側(推進機側)の道幅は約1.90mで非常に狭隘部でありは施工スペースに制約を受ける状況でした。
工法採用の経緯
今回の埋設管計画は、管径:φ100mm、管種:PE(高密度ポリエチレン管)を水路(W1.70m×H1.00m)の下越し(伏越し)に埋設するものです。従来、水路下越しに埋設管を布設する場合は、立坑推進が広く採用されるが、今回の施工スペースは道路幅が約1.90mと非常に狭隘であり、立坑推進に必要な鋼製立坑を設置するスペースが確保できない状況でした。HDD工法は、地上発進できる唯一の工法で、極めて小さい(W1.0m×L1.50m)発進坑(簡易立坑)により施工が可能です。また、従来の立坑推進に必要な立坑工及び薬液注入工が不要で、工程を削減でき工期を大幅に短縮できる。
工法の評価
今回の施工は、発進坑・到達坑の設置から舗装復旧までの工程を1日で完了しています。HDD工法/テラジェットの利点の一つが、コンパクトな機材にあります。その利点を活かして、鋼製立坑を設置出来ない条件下(狭隘部や他の地下埋設による影響)でも施工が可能であり、従来、復旧まで数日を要していた工事を短期間で完了することができました。近隣住民への影響を最小限にできることや、また最小限の人員で施工することにより生産性の向上などにも貢献しています。

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