事例CASE
電力管路を2条同時に埋設!工期の大幅な短縮と環境配慮型施工で近隣住民に貢献!








- 用途
- 電気管路
- 施工場所
- 某県
- 工事内容
- 電力ケーブル張替工事
FSSP管(鋼帯入波付管)φ150㎜ L=55.2m 2条同時引込 - 土質
- 地盤改良部分と粘性土(N値=0~1)による互層地盤
- 施行年月
- 2024-06
- 施工条件
- 国道との合流部で状況。また電力ケーブルの埋設計画位置はボックスカルバート下部の地盤改良部分とN値0~1の軟弱地盤で形成されている互層地盤で、到達坑側は(鉄塔敷地内)という施工方法に制約を受ける状況でした。
- 工法採用の経緯
- 今回の埋設管計画は、管径:φ150mm、管種:FSSP管(鋼帯入波付管)、2条をボックスカルバートと道路擁壁の下部(伏越し)に非開削工法にて埋設施工するものです。HDD工法は、推進工法に必要な立坑工及び薬液注入工が不要で、工程を削減できできる。また到達坑側は鉄塔敷地内にある為、作業制限(上空制限)が設けられており、推進工法に必要な立坑(鋼管及び矢板立坑)の設置が困難で、から発進・到達が可能なHDD工法が採用されました。ボックスカルバート下部の地盤改良部の先行削孔には、硬質地盤用ドリルヘッドをご提案し採用に至りました。
- 工法の評価
- HDD工法は、を一度で同時に埋設(引込)することが可能です。また縦断線形をにすることにより、簡易立坑からの発進・到達が可能で立坑工、補助工法(薬液注入工)、管挿入工等の工程が不要となる為、と、それに伴うが図れました。で、近隣への影響(交通渋滞等)を最小限にできた。互層地盤への対応は、硬質地盤用ヘッドを使用することにより地盤改良区間とN値0~1の軟弱地盤(自沈層)を含む複合地盤にも十分対応できた。